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2011年9月28日水曜日

1ヶ月経ち①

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ご無沙汰しています。留学がはじまり、1ヶ月以上経ちました。
本当はもう少し細めに更新をしたいところなのですが、端的に言うと

「勉強が大変すぎる」

ために更新がなかなかできずにおりました。訪問者ログを見る限り、安定して一定数の読者がいらっしゃるようなので、頑張ります。

1ヶ月あり、思うところは本当にたくさんあるので、思いつくままに色々と書いていきます。できるだけ更新できるよう頑張ります。




1. アメリカの大学の授業について
何もイリノイ大学に限ったことではないでしょうし、留学した人皆が口を揃えて言うことでしょうが、敢えて書きます。これに相当苦しめられていますから…笑 やはりアメリカの大学は宿題が多い。多いし、重い。この重さに関しては、履修する授業や教授に因ると思いますが、現在大学院生が大半を占める授業や400番台レベルのクラス(※)ばかり履修しているため、相当重いです。(※授業は3ケタの数字でナンバリングされていて、100番台〜400番台が学部生レベルの授業です。数字が大きいほど難しい。)

100番台の授業も履修しているのですが、そちらは宿題も軽く、テストも相当簡単で、英語のdisadvantageがありながらもテストもそこそこの点数がとれており今のところ満足しています。

問題は工学部の300番台以上の授業です。イリノイ大学アーバナ・シャンペン校は工学で有名であり、授業も相当きついと言われています。事実、Engineering Majorの生徒が4年で卒業する確率は相当低く、Extra Yearを取ることは少なくないそうです。留学生ガイダンスでも、工学部300番台以上の授業を3つ以上取る事はおすすめしない、ほぼ不可能だから、的なことを言われました。今のところ、ひいひい言いながらもやっているのでなんとかなるんじゃないかなとは思っているのですが、院生の授業が本当にきつく、毎回友人の助けを借りながら授業を理解しているところです。


日本の大学と大きく違う点は時間割でしょう。日本の大学は(少なくとも東大は)1週間で同じ授業は基本的に1回しか行われず、様々な種類の授業を履修することが可能でした。週に18コマくらいが平均でしょうか。ですが、こちらの大学は、週に同じ授業を2、3回(あるいはそれ以上)受けます。工学部の場合はだいたい月水金の組み合わせか、火木の組み合わせでしょう。語学や基礎的な数学の授業だと月〜金まで毎日あるらしいです。

また、学生のレベルですが、基礎学力に関しては明らかに日本人の方が勝っていると思います。いわゆる日本の高校で習うような数学の範囲を大学に入ってから学ぶ人がほとんどですし、彼らは電卓文化に漬かっているので手計算が非常に遅い。そのため、Calculous(計算)という授業も開講されており、基礎的な計算手法を学ぶために多くの理系学生が履修しています。Calculousのレベル3のテキストを見ましたが、それでだいたい大学の数学に突入する感じでした。(まぁ、アメリカの大学入学に必要なSATの数学の問題を見れば…アメリカの学部生の数学力は推して測るべしだと思います…。。。ここからサンプルが見れます。)

一方で、その原理原則や手法を応用したり、実践したりする点では明らかにアメリカ人が勝っている印象を受けています。要するに、データ処理やコンピュータに適用させる、応用する部分になると、方法に慣れていないからか、勝てる気が全くしません…。頑張らなくては、と思う毎日です。

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