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2011年12月16日金曜日

留学する前に使ってたオススメしたい英語学習ウェブコンテンツ

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やっと期末試験が終わりました。期末試験は噂通り、制限時間3時間を全て使ってやっと解き終わる分量で、さすが工学部のテストは相当きつかったです。前回のポスト「留学して気づいた日本とアメリカの大学の7つのこと」に早速訂正を入れねばなりませんね…(ということで追記しました、少し。)


今回のポストは、米国大使館ブログに書いた英語に関する記事の番外編として、日本で英語を勉強していたときに使っていたものを紹介します。(あちらのブログとはちょっと本筋がずれた内容と思ったので、こちらにポストしました。)


先に書いておきますがTEDは紹介しません(笑)巷で話題のTEDは、確かに英語教材として相当優れていると思いますが、自分は使いませんでした。ここでは自分が使ったものだけを紹介します。あと大使館ブログにあるように英語の試験のスコアは全然よくないんですよ、僕。

余談ですが、初心者がいきなりTEDに手を出すのはオススメしません

TEDがもてはやされる理由は十分わかりますし、TEDをつかった勉強法を教授しているウェブ記事が多いのも事実です。ですが、TEDはいくら字幕やスクリプトがあるといっても、語彙レベルはかなり高い方ですし、話す速度など、難易度もまちまちなので、所謂「初心者」にはオススメしません。ある程度、英語の基礎(文法/語彙力)がある人にとっては最高の教材であることは間違いないでしょう。面白いですよね、TED。あんまり見てませんけどw


最近、いろんな参考書や記事を見ていると、結局は英語ができる人たちが書いていて、勉強したての人の気持ちがわかっていないなぁ、と思うのです。まずは自分のレベルを把握して、そのレベルに合った教材を選ぶ、という基本原則を徹底しましょう。

以下にあげるのは、それなりの英語力の時に取り組んだウェブコンテンツたちです。
大学に入り、日米学生会議に参加することが確定してから、あまりの英語のできなさに凹みに凹みまくって、がむしゃらに取り組んだものたちです。なので、基本的な中高で学ぶ英文法は既に学習し終えていましたし、英文を読むこと(辞書使いますけど)も大学の講義で必要だったので、特に嫌悪感ははありませんでした。でも、そのある程度の基本はできてましたし、英語は好きでした。(好き、であることは重要!


1.CNN Student News

CNNが良いと言われて聞いてみたものの、あんなの難しすぎて無理!あと長過ぎ!と思ったので、ちょっとダウングレードをしてStudent Newsを視聴していました。こちらは、アメリカの中高生向けの番組です。

いや、このCNN Student News、めちゃくちゃオススメです。

まずpodcastを配信しているのでiPhoneあるいはiPodに毎日ダウンロードできます。
また、ニュースの間のクイズがなかなか面白い。ニュースに関連した問題で、アメリカ人には一般教養レベルの問題。米国憲法に関してやアメリカ史など、あとは今日は何の日?といったものまで。アメリカの一般常識を知ることができるチャンスですし、こういう知識を得ることができるという点では留学を控えている人にはかなり優れた教材かもしれません。

そして長さは大体毎回10分程度です。最後にはちょっと笑えるニュースも見せてくれたり、アナウンサーがちょっとふざけたり、となかなか飽きさせない構成になっています。
もちろん、スクリプト付き。字幕としては表示されませんが、どうしてもわからないところがあれば、その部分はウェブでチェックできます。
内容も、ニュースというのが良いですよね。当然東日本大震災のときは原子力発電所のことについても触れられていましたし、興味深いのはアメリカの学生にとったアンケートなども番組内で紹介することがある、ということです。
ウェブサイトから過去のものも視聴できますし、パソコンでもiPodでも、うまいこと自分の好きなところで見ることができるので、すごい良いコンテンツだと思います。非常におすすめ
(参考に、地震直後のStudent Newsを貼っておきますね。3分あたりで、アメリカのニュースらしく、カリフォルニアに到達した津波の映像が有ります。)



2.実践ビジネス英語

NHKラジオの提供する番組です。タイトルの通り、ビジネス英語に特化していますが、会話やちょっとしゃれたやりとりを学びたい場合、使えます。マジで使えます。結構ここから頂いた熟語や口語表現を拝借して会話に役立てています。(高校生までアメリカにずっといた日本人の帰国子女の友人も、このテキストを見て感心していました!)

おいおい、ウェブコンテンツじゃねーだろ、というツッコミがありそうですが、時代は変わったもので公式ウェブサイトからネットで過去3回分は、ストリーミング再生することができるんです。テキストを購入するので、テキスト代はかかるかもしれませんが、NHK教材らしく、安価かつ高いクオリティなので非常にオススメです。中学のときに半ば強制的にやらされた基礎英語以来、はじめて語学ラジオを聞き、ハマってしまいました。意外に面白いのです、内容も。


3. iKnow(旧称:smart.fm)



こちら、現在は有料になってしまったのですが、有料になる前はひたすら利用していました。語彙力を上げるツールです。有料になってから使っていませんが、下手に単語帳を机に向かってガリガリやるよりも、クイズ感覚で単語を暗記していく方がよいのかもしれません。現在の内容を知らない有料コンテンツを紹介するのは憚られたのですが、ヘビーユーザーだったので、紹介だけしておきました。詳しくは公式サイトをご覧ください。


4.はつおん

なめきったタイトルと力の抜けたような画像ですね…(笑)正確には、「iはつおん2」というタイトルのiPhone/iPodアプリです。以前から発音をもっと良くしたいなぁと思っていて、このアプリで勉強しました(矯正とでも言ったほうが良いかもしれません。)こちらも有料コンテンツなのですが、それなりに優れた内容を提供してくれています。

発音はそこまで悪い方ではないという自負はあるのですが、やはり英語を話したときに、「伝わりやすい英語」というものは、間違いなく発音に依存しているので、細かいところを矯正していきました。英語の講師としても勤めていたため、生徒に間違った発音を植え付けてはいけない、ととにかく徹底的にやり直しました。このアプリ、自分の声が録音できて、比較できるところが一番役立ちます。

また、アプリではないのですが発音系の教材として「英語の発音がよくなる本」というド直球タイトルの本も使いました。こちらは口の形がより鮮明にわかり、ネイティブの発音に近づくことができると思います。



個人的な考えなんですけれども、英語の発音が良いと、ちょっと拙くても英語がそれっぽくなり、コミュニケーションが取りやすくなると思います。同時に、「話せない音は聞けない」という考えもありまして、LとRが発音し分けられなかったり、thが発音できなかったり、そういう人は往々にしてリスニングがやっぱりできません。この細かい発音練習と、音読などを組み合わせて、ちょっと美しい英語を目指しました。(アメリカ英語ですけどね。一時期イギリス英語にも憧れて、「究極のイギリス英語リスニング」なるものも購入しました…英語の参考書には相当浪費してる気がします)

この他にもコンスタントに趣味であるマジックのDVD(本場は英語圏なので、基本的に英語で収録されています)やマジックの洋書を使って、英語を聞いて、読む、という作業は無意識のうちに取り入れていました。相当影響を受けたと思います。

あと、先日知ったのですが、このKhan Academyがヤバいようです。詳しくはこちらをお読みください。すごすぎて笑えますね。

是非自分のスタイルにあった勉強法を確立して、こういった教材を活用してみてください!

2011年12月10日土曜日

Final前なのに

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Final前なのに、バーに行ってしまうというこの自分…。まさに、学生ですね笑

Finalは既に1つ試験が終わりました。残りの2個がとてもヘビーなので、まずはそいつらをちゃんと倒せるように勉強します…。

米国大使館ブログですが、この期間で2つ、更新いたしました。
一つは、Twitterでもかなり拡散され、多くの人に読んでいただいたようです。それほど、やはり留学をしようと思っている人にとって必要な問題なのかもしれません。

リンクを貼っておきますので、ご覧ください。
英語への不安を吹っ飛ばすために必要なこと
留学のお財布事情?!


最近は、期末試験に向けての勉強と、自身の研究を進めているのですが、その他の課外活動も十二分に楽しめていると思います。今年の夏に開催したHCJI-LAB Summer School 2011の来年度の実行委員としても動きだし、アメリカ側の実行委員として、必要な行動をしております。来年も高校生に伝えたいメッセージを確実なものにし、素敵なサマースクールを提供しようと思っています。

また、イリノイ大学にある、Japan House(日本館)にも先日行ってまいりました。お茶会(tea ceremony)と、ちょっぴり早い年越しそばを頂き、アメリカにいながらにして日本の雰囲気を強く味わうことができました。こちらに関しては、後日また大使館ブログ、あるいは奨学制度ブログでご報告できればと思っています。

何か文章化した方がはっきりしそうな考えは溜まってきてはいるのですが、ちょっと時間がないのでまた後日…(といって更新しなさそうですが…)

駄文ですが、以上!

2011年11月23日水曜日

慣れと甘えと日本人。

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先日のポストは、TwitterやFacebookといったソーシャルメディアの力を改めて思い知ることになりまして、アクセス解析を見てみると、かなりの人にポストを読まれていることがわかりました。ソーシャルメディアがない時代だとここまで一般の「個人」のブログが読まれることはなかったでしょう。確かに、自分自身もよく他の方が書いたブログをTwitter等を経由して読むことが本当に多いな、という印象。こういうのって、今では当たり前だけど、ちょっと考えてみると一昔前ではなかなかあり得ないことなんですよね。ゆえに、このソーシャルメディア全盛期の今こそ、改めてブログの力が発揮されるのかな、と思ったり思わなかったり。そして、それなりに読まれているとわかると心なしか、書く事へのモチベーションがあがります。


それに、米国大使館のライターをやることになってから、改めて留学中の生活を見直す機会にもなっていると思う。既に留学をはじめて3ヶ月、非日常だったものが日常になっていて、何が当たり前で何が珍しいことか、なんていう区別はほとんどつかなくなっている気がします。

留学は旅行ではないですから、今までほとんど自分は写真を取っていませんでした。ですがこのライターをやることになってからは、たとえ大学の校舎の風景や、自分のノートだって、日本にいて留学を考えている人にとっては、現地の雰囲気を感じ取れる一つの良い材料なんだな、ということに気づくことになり、最近は常に成田空港で買ったデジカメを持ち歩いて、なるべく風景をおさめるようにしています。まぁ、これがちっぽけな最近の変化。どうでもいいですが、一眼レフがめちゃくちゃ欲しくなってきました。ルームメイト2人がどちらも一眼レフユーザーなので…すごいいい写真撮ってくれるんですよね。

2011年11月18日金曜日

留学して気づいた日本とアメリカの大学の7つのこと

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とてつもなくご無沙汰しています。書こう書こうと思っても、やはり筆は重くって、なかなか記事を書けずにいました。

正直なところ、勉強や課題をこなすペースも相当慣れてきて、そこまで死ぬほど忙しい、ということはなくなってきたのですが、同時に甘えも出てきて、ぎりぎりまで課題に手をつけないという悪い癖が生まれてしまいました…笑

さて、ここでいきなり告知です。
現在ご支援いただいている小山八郎記念イリノイ大学留学制度のウェブサイトにレポートが掲載されました。こちらのブログには書いていないような話も掲載していますから、是非ご覧ください。

また、米国大使館の留学記事ライターもいよいよ始まりました。こちらは、Connect USAという米国大使館の運営しているウェブサイトです。

上記の記事との差別化をどう図るか、ということをしばらく考えていたのですが、上記ブログは「レポート」という側面が強く、そこまで自分の意見を大々的に載せてはいけない気がなんとなくしています…(笑)まぁ、そこまで強く意識はせず、またぼちぼちと書いていきたいと思います。

いよいよ今週末からサンクスギビングの休暇になります。今週末から来週末にかけて、9日間の連休です。アメリカ人はだいたい実家に帰って家族と休暇を過ごすことが多いのですが、留学生はそうはいきませんから、旅行に行く人が多いようです。というか、休暇中は寮が閉められてしまうので、寮を出ざるをえず、結局旅行に行かざるを得ない、ということなのです笑
自分の場合、研究や課題が山のように出る予定なので、はじめの数日は大学周辺にとどまり(先輩の家に泊めていただきます)中盤からシカゴでルームメイトの家に行ったり、友達と観光したりする予定です。実は、イリノイ大学に通いながらも、いまだにシカゴはオヘア空港しか行った事がないのです笑(オヘアではもう2泊しています…)
ですから、サンクスギビングの休暇はとても楽しみにしています。しばらく勉強から離れるのも悪くないなぁと思いながらも、休暇が終わったあとの期末試験に戦々恐々としていますが…。

まぁ、そんなこんなで留学してから3ヶ月となりました。あっという間の3ヶ月、あと1ヶ月で今学期も終わりです。3ヶ月しか留学していない自分ですが、色々と思うところがあり、今日は「アメリカの大学が1番とは思わない」ということを書きたいと思います。

2011年10月8日土曜日

1ヶ月経ち③

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もはや1ヶ月半ですが、未だにタイトルはこのままです。

現在寮生活をしているので、寮について、書きたいと思います。


2011年9月29日木曜日

1ヶ月経ち②

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その2ですが、やっぱり勉強のことを書こうと思います。
「留”学”」ですし、実際ずっと勉強してるのは事実なので…。
ということで研究室や研究について、です。




2011年9月28日水曜日

1ヶ月経ち①

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ご無沙汰しています。留学がはじまり、1ヶ月以上経ちました。
本当はもう少し細めに更新をしたいところなのですが、端的に言うと

「勉強が大変すぎる」

ために更新がなかなかできずにおりました。訪問者ログを見る限り、安定して一定数の読者がいらっしゃるようなので、頑張ります。

1ヶ月あり、思うところは本当にたくさんあるので、思いつくままに色々と書いていきます。できるだけ更新できるよう頑張ります。


2011年8月25日木曜日

Quad Day

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もう既に授業は始まっているのですが、授業が始まる前に、新入生のWelcome EventとしてQuad Dayというものがありました。Quadというのは、場所の名前で、イリノイ大学の中心地Main Quadで行われる、サークルの新歓のようなものです。

アメリカらしく、本当に色々な団体があり、それこそキリスト教系の団体や、ボランティア、そしてFraternityやSororityというアメリカ独特のものが新入生をリクルートしていました。

そのうちいくつかに自分もサインはしてきたのでメールは来ているのですが、少し授業がきつそうなことや、現地のボランティアワークが多そうなので、もしかしたら積極的に関わることはしないかもしれません。Juggling Clubも、見には行きましたが、あんまり興味が持てなかったので、ちょっと遊んで帰ってきてしまいました。

それよりも、自分の趣味であるマジックがやりたくて仕方なかった、ということで地元のマジックショップにいってきました笑 いやぁ、やはり趣味が同じだと話が弾みますね。とても楽しい時間になりました。これからも時間を見つけて遊びにいこうと思っています。

2011年8月20日土曜日

Urbana Champaign

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無事、キャンパスに到着しました。

何やら空港からのバスが遅れたり(ルームメイトに行ったら"Welcome to America!"って言われました。1時間半の遅れなんて日常茶飯事だそうです。いやはや、日本はすごいですね、やっぱり。)、寮のお部屋が結構よろしくない感じで、ちょっとテンション下がり気味のスタートです。

Champaignの街は気温が23度ほどで、日本の猛暑とは比べ物にならないほど過ごしやすいです。ただ、やはりアメリカ、建物の室内の温度が相当寒い。クーラーがんがんかけて、夜もかかりっぱなしなので正直寒くて仕方ありません。クーラーの調節は部屋で各自できないようで、室内ではパーカーを来て暖を取っています。

寮はたくさんのFreshmanがいて、かなりにぎやかです。ちょっと、精神年齢的な差を感じずにはいられませんが、寮の移動なども考えつつ、楽しんで、勉強も頑張っていこうと思います。

今日のオリエンテーションでは、「工学部系は3つ以上自分のメジャーを取らないほうがいい。CivilやUrban planningは特に。彼らはずっとLabに泊まってるよ…」と脅されました。早く学部のアドバイザーに会わないといけないですね…。。。

2011年7月20日水曜日

VISAとか、そんな下準備。

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先日VISAを手にいれました。
VISAを手にいれるのに、かなり面倒でした。インターネットで検索すれば、かなり多くの情報はありますが、時期によって大使館側へ提出する資料や対応が変わってくるようなので、ひとつ、備忘録代わりに残しておこうと思います。

ググってここにたどり着いた方の為に書くと、「交換留学生のVISA(J-1 VISA)」の手に入れ方です。
実は、自分はちょっとだけ問題がありまして、大学から書類が届いてもすぐに申請できなかったのですが、このVISA取得はそれなりに手間がかかり時間もかかるので、大学側から書類が届いたらすぐ作業に移るべきでしょう。

必要書類等はその都度変わりますが、2011年6月の時点では以下の通りでした。

・パスポート(滞在期間+6ヶ月)
・DS-160(インターネット上で申請するフォーム)の確認ページを印刷したもの
・カラー写真(VISA申請用サイズ5cm×5cm。証明写真機で撮ることができます。)
・VISA申請料金を払った証明となるATMの領収書(Pay-Easyという支払い方法対応のATMに限る。自分はみずほ銀行の対応ATMで支払いました。)
・返信用レターパック500(郵便局で購入)
・面接予約確認書を印刷したもの(DS-160を記入完了してからじゃないと予約できません。)
・クリアファイル(A4サイズがよいでしょう。)
・DS-2019(J1 VISA用。大学から送られてきます。最下部に自身のサインが必要。)
・SEVIS費用の支払い証明(180ドル。ネットからクレジットカード支払い。あるいは郵送による小切手での支払い。クレジットがベターでしょう。領収書ページが最後に出てくるのでそれを印刷。)
・財政証明(銀行残高証明書@英語です。銀行によっては発行に時間がかかるので早めに動くべき)
・成績証明書(英語が良いでしょう。留学経験がある人は留学時の成績を、ない人は日本お大学の直近3年間分の成績書。)

大使館のページを必ず確認はしていただきたいですが、少なくとも自分のときはこれだけでよかったです。
この中で真っ先に処理すべきものは
・DS-160
・証明写真
・銀行残高証明
でしょう。
まずDS-160に関してはかなり記入項目が多く、気合いをいれないとなかなか記入が終わりません。DS-160の必須事項で、写真をデータで提出する必要がありますから、証明写真をスキャンするなど、これまた手間がかかります。
銀行の残高証明はこれは銀行によると思いますが10日くらいかかるところもあるようなので早めの申請を行うといいでしょう。UFJだと800円の手数料が取られました。

DS-160の記入の中でも相当疑問点がわいてくると思います。「米国内であなたを知っている人」とか「日本であなたを知っている人(家族以外)」とか。記入に困りますよね。なので時間がかかると思います。ここらへんは頑張ってください。友人なり大学の先生なり留学先の人なり、何かしら埋める必要があります。
そのDS-160をクリアすれば面接予約ができます。これも結構夏場は留学前の人で埋まりがちなので自身の予定と考えつつ決定しましょう。

予約をしたら、SEVIS費用やらVISA申請費用やらを支払い、(結構高いです…)大学で成績書を発行し、郵便局でレターパックを買って…と準備を進めましょう。

面接当日は、予定では自分は大使館@溜池山王に10時集合でしたが、9時半くらいに着きました。しかし既に長蛇の列…。結局入れたのは11時すぎで、1時間半も炎天下の中待たされるということになってしまいました。大使館の人、お水とか途中配っていましたしね…。。。

大使館の中に入るときは厳重な荷物チェックがあるので(電子機器は一切持ち込み不可)あまり不必要なものは持っていくのはやめましょう。そして終わる時間も割と未知数です。自分より前に並んでた人より先に終わりましたから…汗 結構そこらへんは適当なんじゃないかなぁという感じです。

肝心の面接ですが、チケット売り場のようなガラス越しに行われます。自分のときは全て英語でしたが、人によっては日本語のこともあるようです。そこは運次第でしょう。内容はとても簡単で、専門は何か、とか日本に帰ってきてからどうするのか、とか、その程度でした。大使館の中に入ってからも相当待たされたのですが(指紋の採取もあります…)面接自体はあっという間で、結構拍子抜けという感じです。

少しでもお役に立てれば、と思います。

あと一ヶ月せず渡米です。スーツケース、大きいの買わなくっちゃなぁ。

2011年7月5日火曜日

高校生における選択

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6月のポストは単なる告知のみになってしまいましたが、久々にちゃんと更新します。

以前購入したMacBookのおかげであらゆる作業が捗り、最近では理系学生らしくLaTeXをばりばり使っている毎日です。留学までの残された短い時間、しっかり勉強も遊びもこなしていければと思っています。

前回のポストのサマースクールですが、先日、日本経済新聞にも掲載されてわくわくしている毎日です。

自分が高校生の時を思い出すと、いかに狭い視野で物事を見ていたかということを感じます。進学校ゆえに皆目指す大学は一緒。進路選択で全く検討しなかったことが悔やまれます。
ましてや海外の大学に行くことなんて、選択肢にはありませんでした。結果としてどこにいっていたとしても、もう一度高校生がやり直せるならば自分自身しっかり進路を選びたいです。

かといって別に今に不満があるわけではなく、自分の大学も専攻も大好きではありますが、可能性ある高校生の段階からもっと進路の選択肢や学問の分野を知っておけば、何か変わっていたのかなぁなんて思ってしまいます。

2011年6月13日月曜日

HCJI-LAB Summer School 2011

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現在自分がやっているプロジェクトとして、ハーバードの大学生と共に、日本の大学生の運営による高校生を対象としたサマースクールがあります。
こちらの方がだいぶ形になってきた感じがありまして、先日Webも完成し(Wordpress初心者の自分が作ったことが、割と自慢です笑)わくわくしている毎日です。
いつか詳しいことは書きますが、自分たちが高校生のときに知っておきたかったことを伝えられるよう、そして学問の一端を少しでも見せられるよう頑張っていきます。


■Detail
Period: August 20 – August 27 2011
Place: Tokyo
Target participants: High school student (including school in foreign countries)
Participation fee: 30,000 JPY
Application deadline: 7th July 2011

Please read further information on our Website (http://laborders.org) (Written in Japanese)
An exciting summer awaits you in Tokyo!! Apply now!

2011年5月26日木曜日

THE SPOT

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小林賢太郎さんの舞台、THE SPOTを見てきました。


お笑いコンビ、ラーメンズの小林賢太郎さんの舞台、Potsunenの4作目です。ラーメンズのコントは結構好きですが、そこまでがっつり見ているわけではなく、どちらかというとラーメンズのそれぞれ(小林さんと片桐さん)の活躍を楽しんでいました。今回幸運にもチケットがあたり、片道2時間ほどかけて横浜までガタゴト揺られて見に行ってきました。

2011年5月24日火曜日

被災地調査と思ったこと

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あの日、帰宅してベッドに横たわり、目を閉じてもあの景色が戻ってきて、あまり寝付くことができなかった…

5月半ば、やっと被災地に行ってきました。今までなかなか行くことができなかったのですが、研究室の調査の一環で仙台や石巻へ足を運びました。

テレビで見たままの惨状。画面を通して受けた印象と、直接見て受けた印象は、視覚的意味ではほぼ同じでした。しかし、そこに加わる他の感覚。触覚、嗅覚…。それが合わさったとき、なんとも言えない気持ちになったのを覚えています。
帰りの新幹線で、当時の気持ちを書き出しておいたものを参考に、少しだけ思ったことを残しておこうと思います。また、あくまで調査で訪問したため、ボランティアではありません。ゆえに、工学的意見も交えながら、書いていこうと思います。


2011年5月23日月曜日

マジックな日々

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最近、Twitter上でプロ/アマ関係なくマジックに関わる方々と、よくおしゃべりさせていただいています。本当にすばらしい方々ばかりで、いっぱしの手品好き学生としては夢のようです。いや、ほんとに。
大好きなプロマジシャンである前田知洋氏(@tomo_maeda)までTwitterをやっていらっしゃって、なおかつレスもくださる、という!ツイートにまで素敵な人柄がにじみ出ていて、こんな大人になりたいなぁなど淡い気持ちを抱いていたりいなかったり。(なお、前田さんの著書である「知的な距離感」(amazonリンク)、面白い本です。マジックをする方はもちろん、しない方も楽しめる「プライベートエリア」「心地よい距離」などなどを扱っている本なのでぜひ未見の方は読むことをおすすめします!)

そんなTwitterで知り合った方の中に、イリュージョンアイドルユニット(という表現で良いのかな…??)の演出や指導をなさっていらっしゃる花田さん(@Magus1340)から、プリマベーラのショーにご招待いただきました!
プリマベーラは、存在だけは知っていましたし、正直なところ「アイドルが手品やってるだけだろ…」と思っていました。

しかし…なんということでしょう。マイナスの期待は見事に打ち砕かれ、最後にはプリマベーラのファンになってしまいました。
まず、彼女らの何がすごいって、イリュージョンをやるところです。いや、やるだけなら他のマジシャンもいくらでもいると思います。しかし、あの距離であの演技。とりあえず、観客席からめちゃくちゃ近いのです。席からの段差はなし。そして本当に、3m程度の目の前で、イリュージョンを見せてくれるのです。人が消えたり入れ替わったり切れたり、といったイリュージョンは不思議であることはもちろん、この距離感はその不思議さを増大させていることは間違いないでしょう。

さらにすごいのは、イリュージョンだけでないところ。いわゆるサロンマジック(トークあり、観客とのやりとりあり)も披露。100パーセント確信しますが、絶対に自分よりも上手だし、ウケていると思います笑 特に、ボトルのマジック。あれはもう一度、見たいなぁ。やっぱり、役者としての演技の練習をしていたり、ダンスやその他のエンターテイメントをしていたり、そういった人々が手品をするというのが、ベストなのではないだろうか、と思ってしまいました。

自分なんて、しがないアマチュアマジシャンですし、たまに目の前で見せるマジック(クロースアップマジック)を披露する程度ですし、過去経験した他のエンターテイメントなんて、ありません。大学のサークルでステージマジックを学んだときの見せ方、などは役に立っているかもしれませんが。。。ですが、このプリマベーラの公演を見て、マジシャンたるもの、マジックだけを学んでいては高みにはいけないのではないか、という疑念がほぼ確信に変わりました。
もちろん、マジックだけをやってきて、素敵なマジシャンになって活躍している方々もたくさんいると思います。ですが、あの人たちは何か他のマジシャンと圧倒的に違う、強みを持っている印象です。キャラクターだとか、作品の不思議さだとか…。ですが、おこがましい話ですが、一観客として「良いマジシャン」だなぁと思う人はたいてい、何らかの「人に見せる」系の背景を持っているのではないでしょうか。演劇なり、お笑いなり…

まぁかなり極論かもしれませんが、少なくとも自分はそう思いました。
以前より好んでよく読み返している、とあるマジックの本があるのですが、(訳者の角谷さんもTwitterにいらっしゃり、超好きです笑)そこに書いてある「台本を作る」など、そういった基本的なことをやるだけでも、演技に深みが出るのかなぁという期待を抱きながら、ひっそりとマジックをしています。
先日も、所属している団体の関係で、有楽町の外国人記者クラブ(Foreign Correspondants Club of Japan)でマジックをさせていただきましたし、青山のバーでもやらせていただいたり…。プロではないものの、人づてにいろいろと演じる機会を頂いていて、本当に感謝、感謝です。今度は、いつマジックをやるのかなぁ。
そんな感じで、マジックな日々を過ごしています。

2011年4月29日金曜日

MacBook Airとボクと時々、新大久保。

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このタイミングでMacBook Airを購入しました。

OSでLionが出ることはわかっていますが、Mac初心者ですしLionである必要性も感じませんでしたし、Airの新しいものが出るとは考えられなかったので、購入に踏み切りました。

にしても、世の中はiPad2祭り。めちゃくちゃ欲しいですが、実際自分が持っても、何に使うのかな、と笑
PDFを読むくらいしか自分には用途が感じられず、さらにはiPhoneもMacBook Airも持っているので、どうにも必要性を感じず、購入していません。

何より、Softbankの脆弱な3G回線でiPadを満喫するのは難しいのは予想がついていて
Wi-Fiモデルでも、どこでもWiFiやWiMAXを契約していない限り、快適な生活は遅れないんだろうなぁというのが、ちょっとしたひっかかりです。ま、Airで十分でしょう。

ということで、MacBook Airの魅力をつらつら述べると
■起動が早い
本体の起動も早いですし、アプリケーションの起動も驚くべき早さです。スペックは低いのに、iTunesも一瞬で起動します。
■画面がきれい
13インチやretinaには劣りますが、何ら問題なくきれい。
■静か
音がしない。ドライブとか何それというレベル
■軽い
持ち運び便利すぎます、11インチ。
■所持しているだけでイケメンになったと勘違いできる
持っていることの幸福感がすごいです。

メインマシンとしてはいささか心もとないですが、屋外作業用ならば、ある程度の編集や書類作成、ネットサーフィン程度ならば、これで十分でしょう。

買い、です。

ーーーーーー

最近、なぜか友人と新大久保に行くことが多いのです。

違う友人たちと1週間以内に3回行くというのは結構多いですよねぇ。
毎度毎度、違うところで韓国料理を食しているので、ある程度、韓国料理には詳しくなりました。
少しだけ、ハングルを勉強しているので、ちょっと読めるのも、幸せ。

こういった、「外国人街」のようなところにいると、形成過程が気になってしまうのが、街を研究対象とする学問をかじっている者の悪い癖。

このコリアンタウンがどうやって形成されたのか、少し調べてみました。
すると、新大久保のコリアンタウンは、比較的歴史が浅いことがわかりました。

主に、戦後から韓国系の方が住むようになり、ここ十数年ほどの韓流ブームでさらなるニューカマー韓国人が住むようになり、コリアンタウンとして街づくりをしていこうという政策の下、拡大したということでした。新宿という繁華街のすぐ近くに位置していることから、仕事に行きやすい場所として定着しはじめたのが新大久保であり、その後、ニューカマーの第一定着地として選ばれることで、さらなる韓国人の定着が確固たるものとなってようでした。

ある程度の規模になって拡大しはじめたのが1980年代だそうで、韓国料理や韓流グッズなど、観光資源として全面に押し出しはじめたのが、2000年前後のようです。確かに、ヨン様などがブームになったのは、記憶に新しいですね。

現在の新大久保は、おいしそうな韓国料理屋や韓国スイーツ(アイスやフローズンヨーグルト、ホットクという焼餅のようなものなどなど…)が売られていて、韓流グッズ(歌手や俳優)のお店が立ち並ぶという様相になっていて、見ていてとても楽しい場所になっていました。

特に、KARAやSNSD(少女時代)、東方神起といった韓国歌手グループは人気ですし、彼らのグッズを求める女性たちがたくさんお店にいました。ブームは終わる気配を見せないですし、さらに発展していくでしょう。

現在では、新大久保を拠点とする韓国人ユニットも作っているようで、目がはなせません。観光資源(?)を有効活用している街おこしの代表的な例ですね。

韓国料理はおいしいですし(というかこれが最大の目的ですが!)、皆様ぜひ新大久保に行ってみてはいかがでしょうか。サムギョプサルおいしかった!

2011年4月14日木曜日

Social Entrepreneur in USA

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先日また大きな地震がありましたね。夜遅くということで、火災などはそこまで起きなかったようで何よりです。被災地で避難生活を送っている方は勿論、ボランティアしている方はその身の安全を確実に守れるよう…。僕も、今月中にはどこかしらでボランティアしたいと思っていますが、東京で自分が必要とされている以上、そちらを簡単に放り投げて被災地に行くことはまだ自分にはできないため日程をよく鑑みて、行うつもりです。

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去年の夏、アメリカに行った際にいわゆる「社会起業家」を訪問してきました。
かなり流行している言葉で、ミーハー感丸出しではありますが、1年以上前から計画していたことや、大学の講義でも扱われていたことから、自分の中ではかなり楽しみにしていた訪問でした。

様々な団体や人にお会いしましたが、中でも一番印象に残っているのは、Washington D.C.にて活動する、D.C. Central Kitchen(http://www.dccentralkitchen.org/)でした。

社会起業の分野では、比較的有名なようで、あの勝間和代さんも訪問していることがGoogle検索によりわかりましたし、NHKでも特集したことがあったようです笑 そんなことは全く知らなかったのですが、とにかくD.C. Central KitchenのオーナーのRobert Egger氏のお話しや従業員の方から色々と聞くことができました。

D.C. Central Kitchenはホームレス支援の団体です。ただ、名前からわかるとおり、セントラルキッチンであり、ホームレスの人々は就業訓練をしながら、ホームレスへの食料を配給するスープキッチンで働き、同時に政府機関や学校などに食事を販売しています。

つまり、ぱっと見たところ、利用者側からすれば食事のケータリング業者ですが、中身は就業訓練を行う団体なのです。

元々は、ホームレスへの食事を配給するスープキッチンだったのだそうです。ですが、オーナーのRobertさんは、それだけではホームレス問題の根本からの解決にはならない、と感じ、就業訓練をすることによって社会復帰を促すということをはじめたそうです。

詳しい問題解決メカニズムや、団体の仕組みなどは、こちらのウェブサイト(http://www.npokama.org/syurou/sankou/usa2.htm)にかなり詳しく日本語で掲載されていましたので紹介させていただきます。

驚くべきなのは、年間の収入でした。日本円にして約3億円ほどの寄付金や援助金を得ていて、事業収入も3億円あるとのことでした。
もともと、食材は「食べられるけど市場には出すことができない」ものや余った食材(レフトオーバー)を使用しているので、あまり原材料費がかからず、収入が大きくなっているそう。この収入で、他のホームレス支援事業に協力したり、アメリカ各地に拡大をしたりしているそうです。

この団体の日本での実現可能性や技術移転に関して、先の冬学期の大学のレポートで書いたところ、比較的よく書けていたということで、今度Webに載せていただけるようです。やった!
正直なところ、日本の社会状況と、米国での状況があまりに違いすぎるので、実際に日本で同じモデルを展開することは難しいのは明らかですし、日本ではホームレスに対する政府によるサポートが比較的手厚いということも事実です。日本の場合は、溢れるネットカフェ難民などの対処が貧困問題として扱われるのでしょう。こちらは、政府も把握しきれていないのではないでしょうか。(このあたりは、湯浅誠さんの本などに詳しく書いてあったような気がします…)


この団体をはじめとする貧困支援に関して、(途上国支援も含む)成功事例には普遍的な法則が見いだせます。

Robertさんが、スープキッチンでただ単に食事を与えているだけではダメだ!と気づいたのは、いわゆる「魚釣りの比喩」です。食べ物に困っている人に、魚を与えるか、それとも釣竿と釣り方を教えるべきか、ということ。いくらホームレスの人々に食事を与え続けても自立はできない。だから、社会復帰のために、食事の作り方や働き方を教え、今後自活できるように手助けしていく。

この魚釣りの比喩は、かなり普遍的な成功法則といってよいのではないでしょうか。

聞いてみると、当たり前ですよね。ですが、このような当然のことが、開発や援助の業界ではつい十数年前までできていなかったようなのです。

その証拠に、90年代のネパールに小学校を設立しよう、というブームは失敗に終わっています。

バブル時代のアホな日本人が、お金にものを言わせて、自己満足のためにネパールに小学校を作ったそうです。ですが、地元の政治家や地元の人にお金は横流しにされ、学校が設立できなかったり、学校ができても先生が足りなくて結局廃校に…ということばかりだったそうです。

これも、ハコモノだけ作って運営や能力開発をしない、という典型的失敗パターンでしょう。

(途上国開発業界では、援助される側の人々を自立可能なように育てる、ということをキャパシティディベロップメントといいます。Capacity Developmentです。)

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そういえば、お前工学部なのに何やってんだ、というお思いの方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、実はこのような分野を扱うのが私の所属しているCivil Engineeringの学科であり、エンジニアにもこのような「文系」的な知識が当然必要だと考えています。

分野横断型の学問は時に理解が浅くなってしまいます。ですが、ひとつでも専門を持って、他の知識を浅く、広く持ち合わせることが、現代社会に必要なアカデミックスキルである、と強く信じています。これは、いわゆるT字型人間とかΠ字型人間とかいうやつですよね。


残された留学までの時間、もう少し専門性を突き詰めていきたいと思っています。

2011年3月31日木曜日

なぜ留学するのか

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このブログは本来は留学の記録を残すブログですから、留学前のものとして、何を勉強したのか、など記録を残しておくべきですよね。
自分のやった事前準備が果たしてよかったのか、あとで確認できるとも思いますし、どこかの機会でしっかりと記録を残しておこうと思っています。

先日、以前よりブログに書いている「日米学生会議」の東京選考のお手伝いをしました。将来のDelegatesの皆様に会えて大変うれしかったですし、色々な方がいらっしゃってお話しするだけで大変刺激になりました。ブログを読んでいる、と言ってくれた人も多く、もう少し頑張って書かなくてはなぁと思いました。

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Profileに書いてある通り、2011年夏より僕はUniversity of Illinois Urbana Champaignに留学します。
なぜこの大学なのかなのか、出来る限り書いていこうと思います。

よく、「語学留学なんて意味がない!」という意見を聞くことがあります。僕自身は、語学留学を大きく批判するつもりもありませんし、無意味だとはいいません。ただ、留学のきっかけとしては「もう少し考える余地がある」と思っています。

というのも、数多くの語学留学・ホームステイをしてきた人々を見ていると、どうもなんというか、「現地で日本人カップルになって帰ってきました」とか「英語はしゃべれるようになったけどスラングばっか覚えてきちゃったー」という風な方が多いな、という漠然とした印象を持っていたからです。自分の性格上、もし「語学留学」という形で海外に行ってしまったら、間違いなく遊びほうけて、帰国後も単なるアメリカかぶれになってちゃらんぽらんすることが目に見えています。だから、何か明確な目的がほしかった。ですから、僕は語学留学をするわけではありません。念のため。
(ただ、十分なお金と時間があるなら、語学留学は即行くべきだと個人的には思います。行動は早いうちに!)

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たびたび日米学生会議(Japan-America Student Conference; JASC)を話に出すのもなんですが、留学の直接的契機はこの団体で受けた影響にあります。それまで相当ドメスティックだった僕は、色々な縁あってこの会議に参加することになり、いかに自分が小規模な視野で物事を考えていたか再確認したと共に、国際交流がおもしろいということも今までそういった経験がなかったため、気づかされました。

漠然と、そこから留学はしたいなぁと思うようになり、先述した「何か明確な目的」を探していました。

僕が今大学で学んでいる分野は「Civil Engineering」といって、所謂、土木工学です。東京大学は世界でもかなり最先端をいっているらしく、学習環境に不満はなかったのですが、留学したいという気持ちもあり、海外の大学を探していました。
元は、大学院を探していました。専門からかなり離れる、ということはしたくなかったので、基本的には「人の生活に根付いた工学」を勉強できる大学を求めていました。すると、やはりレベルの高いところでは、MIT(マサチューセッツ工科大学)やStanfordでした。ただ、Civil Engineeringの分野と限定した場合、今回のUniversity of Illinoisが強いようなのです。さらに、僕の学科の先生に、イリノイ大学でPh.Dを取得されている先生もいらっしゃいました。

その事実を知ったのとほぼ同時期に、大学の留学案内や国際交流関連のビラなどが掲示してあるところを訪問して、海外渡航の奨学金やプログラムを探していました。そこで、今回の小山八郎記念奨学生募集を見つけたのでした。

「あぁ、これは運命だ」

と思い、応募することを決意。(言い過ぎかもしれませんが笑)
そのあとから、様々なことを調べましたがやはりこの大学以外だと、学部生として留学する意味があまり感じられなかったので、他の留学先を探すことも早々に諦め、エッセイの執筆に取り掛かりました。また、私の中高大学の先輩でもあり、JASCの先輩でもある方が同プログラムでイリノイに行っていることを後で知り、色々とメールで教えていただきました。

結局、エッセイは何度かアメリカの友人に添削してもらい思考錯誤しながら書き上げ、幸運にも今回、渡航する切符を手にすることができました。

TOEFLは…僕は非常に悪いのであまり大きな声では言えませんが、応募条件は満たしていたので新たに取得することはしませんでした。(ということで、英語はあまりできなくても問題ない、ということですね!汗)
TOEFLは…試験開始前にトイレに行って帰ってきてたら、TOEFL試験が開始されてたんですよ?5,6分タイマーが進んでおり、得意だったリーディングに時間をかけられず不本意な結果に終わってしまったので、もうちょっと取れたなぁと後悔しています。みなさん、トイレはあらかじめ行っておきましょう!!!笑
それにしても、TOEFLはなんで200ドルも受験料を取るのでしょうか。留学したい受験生の足元を見て価格をあげおって…。。。(ちなみにSATやGREといった同じ組織の運営しているほかのメジャーな試験は、もうちょっと安めです…!)

ちなみに、面接もあったのですが、少し就職活動をかじっていたからか、かなりリラックスして受けることができました。そんなに気負いしなくていいと思います。

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実際にあちらで何を勉強したいか、というのもある程度決まっているのですが、それは後日どこかで…。
この記事が将来の応募者の皆様の参考になれば、と思います。

2011年3月16日水曜日

After The Earthquake...

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It's been a while since I wrote the last article. That was very brief report and it wasn't structured very well...

4 days have passed since the earthquake hit Japan. As I wrote before, people start to return to normal lives in Tokyo though there are the scheduled blackouts. It is not such a big deal, I think. We should accept this situation without complaining for people who are damaged by the earthquake in Tohoku area. Because of the blackouts, some trains are out of service and others are disrupt. This disruption kept people from going to their offices or schools. In spite of these disadvantages, I can live almost as usual. However, my mobile phone sometimes rings very very loudly because of Earthquake Early Warning System. It woke me up in the night and aftershock came soon after this alarm. The number of aftershocks are so many that I take aftershocks for granted...In addition,  I sometimes have feelings that the ground is shaking though it is not shaking. Maybe it comes from the psychological stress.

At supermarkets in Tokyo Metropolitan Area, food and supplies are selling out because people buy up a lot of food and supplies in order to survive. They should act calmly. Tokyo is not a devastated area. Media report is prompting fears of the lack of supplies, I think. Of course it is very important to report the victims and afflicted areas, but Japanese media focuses on victims too much. Does it want to make people's tragedy into an entertainment? Japanese media is too insensitive and rude for victims. All they have to do is to report the place of safe shelters and safety confirmation. They seem to be fear-mongering.

While I continue a normal life, self-defense force of Japan and rescue teams are working in the disaster area, Tohoku. As the number of death is increasing, the number of survivors is increasing. It is sad and happy. (very complicated feeling though...) I hope victims of the disaster can return to a normal life and Tohoku area enters the first stage of recovery. I am going to do what I can do now and corporate to help them. The recovery of Tohoku is going to be a big job, but I strongly believe we can be restored from this disaster. That's because..we are Japanese. How many times did we recover from the hell in the history?

In this circumstances, foreign media also pay attention to this earthquake. As one of Japanese, I was so moved because people in many countries pay attention to us and pray for us. We can see a lot of heartful and warm messages with the hashtag "#prayforjapan" on Twitter. In additinon, Japanese student who goes to Keio University (Shonan Fujisawa Campus)(@mocchicc) made the Website in which we can read all the messages and pictures with this hashtag. http://prayforjapan.jp/

Lady Gaga (I like her!) decided to make the wrist bands which is printed "We Pray For Japan". I heard all proceeds come directly to Japan relief efforts. I am so moved again and I think it is very great way to donate. (Website here)
To my surprise, Afghanistan donate 4,000,000JPY(=$50,000) to help Japan. It must be much money for Afghanistan and there are still conflicts in the country. I was moved again and again for these kindness and support for Japan as Japanese. Thank you very much for your attention and supports.

Also, my Japanese friends in Florida, who are an exchange student of Florida International University, raised money for Japan in U.S.A. He performed Japanese calligraphy on the street for collecting donation after he reflected on the situation of Japan and what he can do for Japan and his friends. I am so proud of him as one of his friend and admire his ability to take action even in the foreign country. He was on TV. http://www.youtube.com/watch?v=jIc76-dCgUU (I hope this movie won't be deleted.)

Now, the whole world is behind us. As one of the citizens in Tokyo, where is very far away from the disaster area, I also reflect on what I can do now. But, in the meantime, I think the only thing I can do now is to donate money and save energy. I know laymen volunteers are useless in the afflicted area because the same fact was said when Hanshin Earthquake occurred in 1995. So, I should go there after they really need me, or I should go there when they really need entertainment. I hope I can do something for them as a magician and as a student in near future.

By the way, foreign media also pay attention to nuclear plants in Fukushima. Employees of The Tokyo Electric Power Company, Inc.(TEPCO) is working so hard, but correspondents of Japanese media are very rude and bubble-headed, I think. Their questions are too ridiculous. Every time I watch press interview held by the government, I question their qualifications as the correspondents. However, I thank TEPCO workers very much and feel for them because they work very much at the risk of their lives in the face of criticism. They are tackling with very difficult problem which no one has ever had to deal with before.


This is the last article on the earthquake. I think I have to return the real normal life as soon as possible and spend money for Japan. I strongly believe this action will contribute somewhat to re-construction of Japan.

2011年3月12日土曜日

Earthquake in Tokyo

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This is the report of the massive earthquake in Japan. I am a Japanese student of the University of Tokyo where I study civil engineering. I really would like many people to know the current situation of Japan, so I decided to write this article.

It was terrible, so huge. When the earthquake hit Japan, I was the restaurant in Tokyo with some friends. It was very lucky for me, but the restaurant was seriously shaking and it was scary. As you know, there are many earthquake in Japan and many Japanese people are much more used to them than foreign people. However, I have never experienced such a huge earthquake ever (I'm 21 years old though.). Many people around me are rather frightened, but we encouraged each other and tried to stay calm. After the first quake was over,(it was the longest one I have ever had.), many aftershocks hit Japan. Then, people tried to go back their home but all of the trains stopped and they couldn't go back as well. Trains shutting down until about midnight, some decided to walk to home and others decided to stay in public space. To my surprise, a lot of store (any kind of store. restaurants, cafe, supermarkets, convenience store, Karaoke, many!!) provided their rest rooms, water and food for free for people who couldn't go back home. I was moved by this hospitality because even the staffs of each stores have family, they took care of other people whom they didn't know.

At least in Tokyo, it is very safe now. Many trains start to move and people finally can go back. We are just afraid of aftershocks. Even in Tokyo, many aftershocks hit every 10 minutes.

The worst devastated area was Tohoku (it's northern part of Japan.) and it is terrible even now. They need help. What can I do for them? I don't know. I don't know really. I really want to do something for them but I can't do anything now. I'm so frustrated...

Japan needs help. Please help them. I can't do anything alone but I strongly believe we can do something for them by ourselves.

I just pray that damage more than this not occur.

P.S.

If you are an English speaker, please read this. http://jpeq311.posterous.com/info
This is very effective advice for earthquake written in English

For people who wants to watch TV news in Japan
NHK http://ustre.am/vmCj
Nippon Television  http://ustre.am/vnel
TBS http://ustre.am/kJ3E
Fuji TV http://ustre.am/iEG9
TV Asahi http://ustre.am/vnnn

2011年3月10日木曜日

駒場新入生に知っておいてほしい10個のこと

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3月10日は東京大学の合格発表日です。

毎年毎年、部活の勧誘やらなんやらで、お祭り騒ぎになるのですが、受験生にとっては気が気でない1日のはず。

合格した方は、他の大学に進学しない限り東大生になるわけですが、これから東大に入ってくる新入生にアドバイスを、と思い目が覚めた瞬間書き始めました(笑) 万が一の需要があるかもしれないので。このブログのコンセプトでもある、いつかググってたどり着く人がたくさんいればいいな、というコンセプトに基づいていますw

寝起きで書いたのでおかしいところも多いかもしれませんが…
(※2012年追記:ということで、1年経って読み直して、日本語がおかしい部分や補足情報を付け足しました。安定してそれなりの閲覧数を誇るポストなので、しっかり書き直したいと思ったので…。)

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駒場新入生に知っておいてほしい10個のこと

①オリ合宿という謎イベント
新入生の諸手続きの日は、ディズニーランドのアトラクションばりに並ばされ、たくさんの部屋を通過させられます。待ち時間表示しろって感じのレベル。生協の手続きや健康診断に関することなど。そして、最後の部屋で待ちうけるのは東大の先輩たちです。そこでは、自分の配属されたクラス(東大はクラスというものが存在します。語学によって分けられますので、基本的にはクラスメートと同じ語学の授業を履修します。)のブースに向かうことになります。そして、なぜか待ち受けている先輩たちに、週末の予定を聞かれて、そこのスケジュールが空いていると「オリ合宿」に連行されます、はい。何も聞いてねーよーwって感じかもしれませんがそれが現実じゃ。とりあえずオリ合宿(=オリエンテーション合宿)は行っておくといいと思います。じゃないとなかなかに友人の作りにくい華の大学生活が待ってるはず。
ちなみにだいたい1万~2万5000円程度徴収されます、はい。大学入って早々、ほぼ強制的に、です笑 ここらへんの料金は先輩(=2年生)の良心により決まるので、心優しい先輩にあたることを今から心から祈っています。ちなみに新入生に最も負担を強いるクラスのオリエンテーション委員のことをボリターといいますが、自分の入学時の上の学年は見事その年のボリターとしてノミネートされていました。いえーい。
行先は関東近郊なことが多いです。千葉県民が千葉で寝泊まりすることになるとかざら。


②新歓は行っとけ
まぁ行かなくても手続きやら健康診断のときにほっといても新入生に群がる人々が大量にいるので大丈夫だとは思いますが案外東大は上下のつながりがサークルに入っていないとできにくいところなので新歓にたくさん行って上下と横のつながりを作っておくといいかもしれない。ノート貸してくれるかもしれないし。いや、ノート大事だよ。


③宗教に気をつけろ
オウム真理教の偉い人が東大出身だったのからわかるように、なぜか新興宗教系統が割と東大生が多く、当然勧誘もしています。特に「韓国人」と「ゴスペル」は気をつけるとよろし。新歓の時期は見分けがつかないと思うけれどもとりあえず密室に連れ込むのが常套手段のようなのでやばいと思ったら逃げましょうマジで。最近はあの流行りの幸福のなんちゃらっていうとこが台頭してるみたいっす。まぁ教祖が法学部出身だしね。


④履修は先輩に聞け
自分の興味本位で受ける科目を決める!といった淡い幻想は駒場ではやめておきましょう。結局、駒場に入っても成績至上主義なわけでして、(文1・理3を除けば)成績が悪いと進振りで泣きを見ることになります。なので先輩にどの科目が簡単でどの先生が成績が来やすいかを聞いた上で履修を決めるのがよいと思います。ただ、興味ゼロの授業をとっても意味がないので、成績と興味をバランスにかけながら入るといいんじゃないでしょうか。あと「逆評定」(教員のユルさとかが書いてあるパンフレット)は購入しときましょう、はい。


⑤ひとつくらいアカデミックな活動を
大学入ってテニサー入ってテニス三昧、という生活も華々しくてよいかもしれないけれど、せっかく入った東大なのだからひとつくらいアカデミアで真面目に勉強に取り組んでもいいんじゃないかという先輩のぼやき。ゼミ、が手っ取り早いのでシラバスから探してもいいと思います、はい。研究の最先端で活躍する人の話がぽーんとすぐ聞けるのは大学生の特権なので。ひとつくらいならサークルとかに支障はきたさないでしょう。


⑥英語はやっとけ
本郷に行ってから特にひしひし感じるのですが、英語はもはや勉強の目的ではなく手段になります。英語は出来て当たり前。論文も英語のものがあるし、試験勉強してても日本語の参考書じゃ足りないこともざら(理系は特に。)。なので英語をやっておかないとあとで泣きを見ます。
TOEICなんていうゴミくずのような試験は受験せずTOEFLの勉強をしておくと、万が一留学したくなったときとかに役立ちます。TOEICは日本と韓国以外では地位が全く確立されていないカス同然の試験なので、世界的基準であるTOEFL(あるいはIELTSという試験も)で高得点を出すことを目的にしておくといいでしょう。


⑦駒場には何もない
駒場キャンパス周辺には大したものはなく、食事処しかありません。ゆえに、駒場生の娯楽の活動中心は渋谷、あるいは井の頭線沿線の主要駅(下北沢)とかになります。なので駒場には期待しないでください。駒場マック(=通称コマック)も閉店時間が早く使い物にならない。


⑧他大生と交流しろ
1年生まで超ドメスティックな人間だったので東大生の友達しかいなかったのですが他大の人の知り合いができてから視野が広がりました、ホントに。悪い側面もあるかもしれないけれどもそれを補う良い面もあると思うので、他の大学の友達を作りましょう。インカレ(いろんな大学から人が来るサークル)サークルとかに入るとそれが期待できると思います。あとは何かしら他大と試合などの交流っがあるサークルですね。


⑨結構留年してる現実
「俺/私に限ってするわけない…」と思う人がいるかもしれないけれども案外留年している人が多い。どうやら中高一貫出身の男子の留年率は特に高いようです。該当する人、気をつけましょう。堕落は甘い蜜ですが留年したときに現実に気がつくそうです。
(※2012年追記:僕は休学して実質1年学年が下がりました。留学のせいですが。休学する人も多いです。みんな何かしら目的があって、ですが。)

⑩バイトしろ
塾講師でも家庭教師でも飲食でもとにかくなんでもいいのでバイトしましょう。大学と関係ない人と接することがいかに重要なことかというのはある程度月日が立ってからわかります。いつか糧になりますしお金も貯まりますし、バイトはやりましょうね。アドミニ棟に行くと求人がよくあるので参考に。



それでは、ちょっと早いかもしませんが、合格おめでとう!

2011年3月6日日曜日

硫黄島に行ってきます。

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しばらく連載していた「日米学生会議が教えてくれたこと(①~③)」ですが、
ページビューもそれなりの数になっていて、多少でも参考になっていればな、と淡い期待を抱いています。
1次選考の結果も出たみたいですし、2次選考に進んだ方は是非頑張ってください。東京選考では僕もお手伝いで何日か顔を出していると思います。

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実は来週、硫黄島に行ってきます。硫黄島というとピンとこない人もいるかもしれませんが
映画の題材にもなりましたし、現在の菅政権で菅首相により主導される遺骨収集で話題にもなりましたから知っている方も多いでしょう。今回、幸運にも硫黄島訪問の機会を得ることができたため、安全保障や防衛について多少かじった自分にとって良い経験になると思い、訪問することを決意しました。

硫黄島は、Wikipediaに詳しい記載があります。(こういったふうにWikipediaをソースとして扱うのは乱暴かもしれませんが…汗)

一言で簡単に言うならば、「第二次大戦のときに、日本とアメリカ軍が直接対決し、激しい戦いが起きた場所」です。

防衛大学校の学生は全員3年次に必ず硫黄島に行くので、防衛大の友人から話は聞いていました。島はかなり南の方にあるため、「戦争さえなければ」美しい観光スポットのような場所だそうです。ですが、民間人は立ち入り禁止のため戦時中のものがそのまま手つかずで残っているところも数多くあり、当時の日本兵の過酷な環境を想起させられるといいます。


映画『硫黄島からの手紙』・『父親たちの星条旗』という、クリント・イーストウッド監督の硫黄島2部作は有名です。DVDを購入したので是非見ておかなければ、と思っています。

硫黄島レポート、できるなら(政府的にNGとかにならなければ…笑)このブログでしたいと思っています。

ではまた!

2011年3月1日火曜日

日米学生会議が教えてくれたこと③

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一次選考の締切も終わってしまいましたし、今日で最後にでもしましょう :)


この会議が教えてくれた最大のことは何か、それは「友情」です。

これはどの参加者に訪ねても、そう答えるんじゃないでしょうか。


城山三郎さんの著作に「友情力あり」(amazonリンク)というものがあります。

これは、日米学生会議について書かれた本なのです。これから参加しようと思っていらっしゃる方は
読んでみると昔の日米学生会議の雰囲気がわかるのでは、と思います。

時代こそ違えど、この本のタイトルには自分自身でも感じるものがあります。

一ヶ月間、共に同じ釜の飯を食べながら、時には社会問題について話し、時にはくだらない話で盛り上がり、常に誰かと一緒にいる状態が続くのです。

自分たちと同じ日本人だけではなく、アメリカ人と。そこが、ほかの学生団体や国際交流プログラムと異なるところでしょう。
まず、この年で1か月間共に暮らすというのが滅多にないことですし、24時間誰かと共に過ごす(基本的に相部屋ですし)ということも、全寮制のドミトリー付き大学にでも通っていない限りありえない体験なのではないでしょうか。

この、ある意味非日常的な空間に身をおくことで生まれる人間関係というものは自分の思っていた以上に強いもので、今でも海の向こうに住みながらもずっと連絡を取っている友人も数多く、僕の場合だと何度もアメリカに遊びに行き、家に泊めてもらったり大学に遊びにいったりしています。

そこで感じたアメリカの大学への憧れというのもあるかもしれませんが、留学をしたいと思ったことに、彼らの影響があったのは間違いないでしょう。

もちろん、日本人ともかなり仲良くなります。大学生活で出会った中で、この団体で出会った友人や交友関係は最も強いものだと信じてやみません。実行委員として選考をした立場で言うのもおこがましいのですが、彼らは本当に素晴らしい友人であると共に、よき先輩でもあるなといつも感嘆させられることが多いです。


今流行りのFacebookは、アメリカ人はほぼ使っているわけで、このfacebookを通していつでも彼らと連絡を取れるし、近況を知ることもできます。Skypeではチャットなりビデオ通話なりできますし…。本当に便利な世の中になったものです。一応ダイアル回線のネット時代とかをかろうじて知っている世代なので、こんなに高速にインターネットができて、外国人と素早く連絡を取れることに、技術の発展力を感じずにはいられません。

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そんなこんなで3回ほど、手短に書いてきましたが、参考になれば幸いです。
ブログの閲覧統計を見る限り、5,60人の方には見ていただいているみたいなので、これが応募の一助となり、最終的にこれを読んだ方から次のJASCerが生まれれば、と思います!!

1次選考の後は、2次選考ですね。
面接(個人・グループ)や英語試験、教養試験など多種多様な試験がありますが、ひとついえることは、英語力に関してそこまで心配する必要はない、ということです。
自分も、初めて受けたときは全然しゃべることができませんでした。そんなんで大丈夫か?と思う方もいるかもしれませんが、英語が苦手な人をサポートするシステム(CやTというハンドサインというものがあるのです。)もあり、とりあえずなんとかなります(笑)なので、英語力以外で何かアピールできるものがあれば、きっと良い結果につながるんじゃないかな?と思います。

それでは、頑張ってください!!

2011年2月24日木曜日

日米学生会議が教えてくれたこと②

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前回に続き、日米学生会議(JASC)についてです。


■自分がどう貢献できるかということ

はじめて参加した第61回では、「現代社会と健康」という分科会(ディスカッションをするグループ。日米の学生が5名ずつ集まる)に属していました。
この分科会を希望した理由は、ただ単に「理系の分科会だったから」というものでした。

当時、東大の理科2類に属していたため、多少の生物の知識はありましたが、
現代社会に関わるような、生活習慣病や精神的な病気(鬱やストレス)に関する知識はほとんどゼロに等しく
この分科会で一体自分がどのような役割を果たせるのか?ということが、本会議中の継続したテーマでした。

分科会メンバーは、文系の大学院生、精神の病気などに関してとても詳しい学生、医学部6年生、プリメド(米国で、現在の大学を卒業したのちにMedical Schoolに入学する予定の人のこと)などなど…
とにかく、他と比べたときに、自分は最年少かつ提供できるに等しいバックグラウンドを持っていませんでした。

こういったメンバーたちの中で、自分が何を提供できるのか…。自分がどう分科会に貢献できるのか…。

最終的に何が提供できたのでしょうか。自分ではちょっとは提供していたつもりなのですが…。。。

具体的な話をしてもあまり参考にはならないと思うので割愛しますが、拙い英語ながらもその間色々自分なりに頑張ったことが、自分としては頑張ったことかな、と思っています。


そして、第62回。こちらは実行委員だったので、分科会にてリーダーを務めました。アメリカ側リーダーと連絡を取り、分科会をデザインする、そんな作業が続きました。
毎日のように本会議中も彼女とミーティングをし、今後どういう方向に議論を進めるべきだ、とか
明日のフィールドトリップをどう生かすだ、とか。それが、61回とは違った関わり方だったと思います。
といっても、常に分科会メンバーには助けられっぱなしで、アメリカ側リーダーにも頼りっぱなしでした。しかし、その役目をやり遂げられたことが、少しだけ自信につながったのかなと思います。

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なんだかこの文章、自己満足にあふれていますね…笑
長くならないようにしたのでだいぶコンパクトですし…。

参考にはならないかもしれませんが、現在2年生の方には強くこの会議に応募することをおすすめします!
今いる大学から飛び出て、日本の他の大学や海外の大学生と交流し、一緒に暮らす。そしてディスカッションをする。それを大学2年生という、ほぼ自分が固まっていない状態で体験することで、今後の将来を考えるきっかけになるかもしれないからです。

勿論、日米学生会議である必要はないでしょう。JASCはあくまで、選択肢のひとつだと思います。

貴重な大学生の夏休みですから、十分に考えて応募してください!短期留学とか、ホームステイだとか、ビジネスコンテストだとか企業のインターンだとか、選択肢はいくらでもあります。そしておそらく、どれをやっても何か得るものはあるでしょう。
僕はインターンくらいしかしたことがないので、比較はできませんが、JASCはおすすめしておきます笑

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現役の実行委員から、最後のお知らせだそうです。興味ある方は、ぜひ。


今年夏に行われる国際交流プログラム「第63回日米学生会議」の
参加者募集の締め切りまであと1週間を切りました!
まだお申し込みをしていない方は、是非この機会にご応募下さい。

===============================
第63回日米学生会議概要
『知ることから創ることへ ~対話と挑戦から共に描く未来~/
Question, Engage, Build: Collaborative Effort to Make a Difference』

開催期間:2011年7月28日~8月21日
開催地:新潟-京都・滋賀-沖縄-東京
参加費:14万円(食費・交通費・宿泊費を含む)
応募期間:2011年1月15日~2月28日
===============================

【応募方法】
公式HPに掲載される申し込みフォームよりご応募を受け付けております。
http://www.jasc-japan.com/にアクセスし、参加フォームより仮登録した後、
送られてくるメールから参加申込書と第1次選考問題をダウンロードしてください

ご応募は【2月28日23時59分】まで、郵送及びメールで受付しております。

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【参加者の声】

<青山学院大学4年> - JASCをJASCたらしめるものはやはり「人」でしょう。
OBや有識者など想像を超えるほどの人々と、社会との出会いがあります。
特に未来のリーダーたる参加者たちの関心や経験は固定されておらず、啓発に満
ちています。

<立命館大学2年> - 尊敬できる仲間達と共に笑い、泣き、語り合う日々の中で、
気付けばJASCが始まる前に自分が限界だと思っていたことがそうではなくなり、
人生に様々な可能性が見えるようになっていた。

<宮崎大学3年> - 同年代の友人達の姿勢から、どんな問題も自分のこととして捉
え、真摯に向き合う大切さや貪欲に学ぶことの大切さ等、多くのことを学び、そ
して行動を起こすたくさんのきっかけを与えてもらった。


ご不明な点やご要望などございましたら
お気軽にcontact★jasc-japan.com(★→@に変更してください)までご連絡ください。

皆様のご応募を心よりお待ちしております。
------------------------------------------------------
【日米学生会議web】http://www.jasc-japan.com/
【第63回実行委員会ブログ】 http://jasc63rd.blogspot.com/
【twitter】 http://twitter.com/jasc_ecs

2011年2月22日火曜日

日米学生会議が教えてくれたこと①

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僕は2009年、2010年の夏に、日米学生会議というプログラムに参加していました。

これは、今回の留学の動機になっているといっても過言ではない、そんなきっかけを与えてくれたプログラムです。僕にとっては、大学時代に最も打ち込んだものと胸を張って言える存在となりました。

今日は、2011年夏の日米学生会議の締切も近いですし、僕自身がここで何を得たのか、どんなことを考えたか、改めて文章化してみたいと思います。

はじめに』の記事にも書いたように、いつかGoogleで「日米学生会議 選考」とか「日米学生会議 参加者」とかで検索してくれた人がたどりついて、読んでもらえればいいなぁ、なんて思っています。

知らない人はたくさんいると思うので、「そもそも日米学生会議とは何か」、ということを軽く説明しておかなくてはならないでしょう。ちょっと面倒なので、公式ページから引用すると、

"日米学生会議(Japan-America Student Conference-JASC)は、日本初の国際的な学生交流団体です。米国の対日感情の改善、日米相互の信頼回復を目指し、「世界の平和は太平洋にあり、太平洋の平和は日米間の平和にある。その一翼を学生も担うべきである」という理念の下、1934年に発足しました。"
というものです。この理念の元で、毎年夏の1か月間、日本とアメリカの大学生が36名ずつ集まり、社会問題などについてディスカッションをしながら、日本、あるいはアメリカでの共同生活を通して日米両国の相互理解を深めていくというものです。

OBOGには著名な方が多く、故宮沢喜一元首相や、脳科学者の茂木健一郎さんがいらっしゃいます。茂木さんはブログとかでもたまにこの会議のことを言及してくれてますし、Youtubeにはムービーまであるので、興味ある人は是非ごらんください。
(動画はこちら。ブログはこちら。)

第63回アメリカ側のポスター


僕自身は、第61回、第62回と参加し、前者は参加者として、後者では実行委員として、関わっていました。

最初は、何の気なしに高校や大学でお世話になった先輩が関わっていたという理由だけで選考に応募し、幸運にも参加する権利を得ることができました。

僕は全然英語はしゃべることができなかったし、当時大学2年ということで学問的背景も大してなかったので、自信がなかったため、とてもラッキーだったなと今でも思っています。

(「選考」、のキーワードで検索してくれた人のためにちょっといい情報を書いておかなくてはなりませんね(笑)
気になる英語ですが、「英語力」はそこまで重視されないと思います。
重要なのは、やっぱりやる気と思考力と論理性?だと思います。
まぁ僕は自分に論理性が欠けてると思うのですが…。。。
受ける方は小論文とか面接、頑張ってください。)

茂木さんのブログのように、エピソードとかをコンパクトに書くことができればいいのですが
僕にそんな文才はないので、何回かに分けて、印象に残っていることを書いて行きたいと思います。



今回は、第61回での日本開催の話。

第61回は、東京・函館・長野・京都の4都市を周りました。その第2サイト、函館での話。

ディスカッションも終わり、フリータイムだったので、数人で函館の海を見に行きました。
中には、海を触るのが初めてだ、という、アメリカ内陸部に住んでいる友人もおり、各々楽しんでいたのですが、他のアメリカ人の友人と話していたとき、こんな話題になりました。

「君は宗教は何も信じていないのかい?」

と彼は僕に尋ねてきたので

「うん。特定の宗教は信じてない。」と答えました。

「ホント?信じられない。なんで日本人はみんな宗教を持っていないんだろう。
聖書読んだことは?」

「ないね。一回もない。」

「あり得ない!聖書は読んだほうがいい。」

と、まぁぱっと聞いた感じ怪しい宗教の勧誘みたいですが、
彼は敬虔なクリスチャンだったので、納得です。

彼にとっては、無宗教の人はアメリカには少ないのでカルチャーショックだったのでしょうし、
僕からすればそんな敬虔なクリスチャンがいるなんてことがショックでした。

そのあと、彼はひたすらキリスト教について色々と語ってくれ、知識の深さ、信心の深さにひたすら驚くばかり。
確かに彼は食事をする際も十字架を切ってから食べていましたし
そんな友人ができるとは、今まで思ってもみませんでした。

彼と一ヶ月間過ごしていると、色々な宗教による側面が見ることができたな、と思います。

単なるカルチャーショックかもしれませんが、当時のドメスティックな僕にとっては
とてつもなく印象に残っている出来事です。

2011年2月20日日曜日

外国からも言われる、内向き志向

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最近、日本の若者が「内向き志向だ」と言われていますよね。
自分自身は、まわりを見ている限り決してそうだとは思わないのですが、数値的にはやはり内向き傾向があるというのは事実だそうです。(統計が嘘をつける、というのは今はなしにしましょう笑)


アメリカ留学ばかりを指標とするのはいかがなものかとは思いますが、日米教育委員会(フルブライト)の事務局長であるDavidさんも、アメリカへ留学する日本人の数の減少は厳然たる事実であり、悲しいことである、と以前おっしゃっていました。


そのような中で、以前友人がつぶやいていた面白いTweetがありました。

"日本の若者「やはり」無気力・無関心" (1989/1/15日経新聞)、"「自信を失う日本の子供」、「志抱かず人生設計」"(同6/12) 、「保守化が進む東大生」(1988/4/22朝日新聞)。。。いつの時代もそう。
いつの時代でも、日本で年配(記事を書いているということは、4,50代でしょうか。)の方が若輩者を批判する。
「責任を若い人に押し付けている」とまでは言い切りませんが、こういったところに日本人の国民性が垣間見えるなぁと僕は面白がっています。
自分たちの所為にせず他人に押し付けたり、日本はやばいだの若い者がダメだからこれからダメになるだのと言ったり、卑屈精神まるだしの島国根性丸見えじゃないか、と思います。


そして最終的に彼らが行き着く意見は、「日本はこのような選択をしたからダメなのだ」、「あの国のようにこういった選択を取らないからダメなのだ」、「あの国に比べて日本の首相のリーダーシップときたら」というもの。すぐに他国の成功事例にしがみつくのです。
確かに今までは、アメリカでの成功モデルを真似して日本で成功する、というパターンは多かったでしょう。
ですが、人口減少、高齢化など、日本特有の問題を抱えた中で、アメリカや他国での成功事例を日本にそのまま当てはめることがいかに無用なことかということは…少し考えればわかるのではないでしょうか。


そして、「内向き」の議論に戻りますが、なんだかんだでこれからもずっと「内向き」なんでしょうね。
だって内向きでもやってこれるような国のシステムだったんですから。そう簡単に変えられるものではない気がします。
ですが、事情が変わった。インターネットは発達し、流通も何もかも、スピードが変わりました。
ステークホルダーも国内だけではない企業が増えてきました。いわゆる、グローバル化、とでも言いましょうか。こういった状況の中で「内向き」じゃ限界が来たのは間違いないでしょう。
だからこそ、改めてまた「若者の内向き志向」が問題視されているのではないでしょうか。


多くの日本企業も、もう国内だけではダメだと、気づき始めています。
だから国外に市場を求める。しかしそのためには英語に堪能な人材がほしいし、現地の人材がほしい。ということで、英語の重要性がまたこのタイミングで説かれているのでしょう。



イギリスのメディアであるBBCが、2月14日付(バレンタイン!)で面白い記事を書いていました。

Japan's young fight for work at home and abroad (英語)


記事では、"Lack of Initiative"(イニシアチブの欠如)や"Only Japanese"(日本語だけしかしゃべれない)といった、海外記者から見た日本人の若者の特徴が書かれています。
当然、"inward looking"(内向き志向)も言及してあります。


そして、記事の最後はこう締められています。


Now Japan has been overtaken by China, many believe it is doomed to relative decline, to slip further down the global ranking.Unless more of the young discover the drive to seek new opportunities for the economy abroad.
今や日本は中国に追い抜かれ、多くの人々が相対的な衰退やグローバルランキングにおけるさらなる転落の運命にあると信じている。多くの若者が国外の経済に新しいチャンスを求める意欲をつかまない限り、である。(意訳)

と、海外の記者まで(東京滞在の外国人ではありますが)書いています。

国内の大人に言われるのはいつものことながら、国外の大人からも日本の若者にかかっていると言われ、このままでいいのでしょうか。

危機感を持たれている若者の一人として、黙っているわけにはいかないよなぁ。

うし、やるぞ。

2011年2月18日金曜日

はじめに

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最近、同期や後輩から留学についてとか、なんだか色々と聞かれることが多いので、少しでも需要があるならば、身の周り以外の人もアクセスできる場に色々と情報を残しておければなぁと思ってブログを始めることにしました。

主に留学までの準備や備忘録、就職活動の話、大学の話、受験の話、英語の話、ろくでもない趣味の話、とにかくなんでも書いていこうと思います。

沢山の人に読んでもらう、というコンセプトではなく、いつか顔の知らない人がGoogleで「東大 留学 工学部」とかで検索したときに、体験者の記録を読めるよう、あるいは、同じ趣味の人がニッチな情報で検索したときにアクセスしてくれるようなブログになればいいなと自分でも思っています。

mixiのような閉鎖的なコミュニティも好きですが、こちらはこちらで、色々と書いていこうかな、と。

よろしくお願いします。

P.S.
タイトルですが、あの話題の本に対するアンチテーゼです(笑)
大体ノートは取ってないし、汚いよ、ノートは。