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2011年3月10日木曜日

駒場新入生に知っておいてほしい10個のこと

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3月10日は東京大学の合格発表日です。

毎年毎年、部活の勧誘やらなんやらで、お祭り騒ぎになるのですが、受験生にとっては気が気でない1日のはず。

合格した方は、他の大学に進学しない限り東大生になるわけですが、これから東大に入ってくる新入生にアドバイスを、と思い目が覚めた瞬間書き始めました(笑) 万が一の需要があるかもしれないので。このブログのコンセプトでもある、いつかググってたどり着く人がたくさんいればいいな、というコンセプトに基づいていますw

寝起きで書いたのでおかしいところも多いかもしれませんが…
(※2012年追記:ということで、1年経って読み直して、日本語がおかしい部分や補足情報を付け足しました。安定してそれなりの閲覧数を誇るポストなので、しっかり書き直したいと思ったので…。)

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駒場新入生に知っておいてほしい10個のこと

①オリ合宿という謎イベント
新入生の諸手続きの日は、ディズニーランドのアトラクションばりに並ばされ、たくさんの部屋を通過させられます。待ち時間表示しろって感じのレベル。生協の手続きや健康診断に関することなど。そして、最後の部屋で待ちうけるのは東大の先輩たちです。そこでは、自分の配属されたクラス(東大はクラスというものが存在します。語学によって分けられますので、基本的にはクラスメートと同じ語学の授業を履修します。)のブースに向かうことになります。そして、なぜか待ち受けている先輩たちに、週末の予定を聞かれて、そこのスケジュールが空いていると「オリ合宿」に連行されます、はい。何も聞いてねーよーwって感じかもしれませんがそれが現実じゃ。とりあえずオリ合宿(=オリエンテーション合宿)は行っておくといいと思います。じゃないとなかなかに友人の作りにくい華の大学生活が待ってるはず。
ちなみにだいたい1万~2万5000円程度徴収されます、はい。大学入って早々、ほぼ強制的に、です笑 ここらへんの料金は先輩(=2年生)の良心により決まるので、心優しい先輩にあたることを今から心から祈っています。ちなみに新入生に最も負担を強いるクラスのオリエンテーション委員のことをボリターといいますが、自分の入学時の上の学年は見事その年のボリターとしてノミネートされていました。いえーい。
行先は関東近郊なことが多いです。千葉県民が千葉で寝泊まりすることになるとかざら。


②新歓は行っとけ
まぁ行かなくても手続きやら健康診断のときにほっといても新入生に群がる人々が大量にいるので大丈夫だとは思いますが案外東大は上下のつながりがサークルに入っていないとできにくいところなので新歓にたくさん行って上下と横のつながりを作っておくといいかもしれない。ノート貸してくれるかもしれないし。いや、ノート大事だよ。


③宗教に気をつけろ
オウム真理教の偉い人が東大出身だったのからわかるように、なぜか新興宗教系統が割と東大生が多く、当然勧誘もしています。特に「韓国人」と「ゴスペル」は気をつけるとよろし。新歓の時期は見分けがつかないと思うけれどもとりあえず密室に連れ込むのが常套手段のようなのでやばいと思ったら逃げましょうマジで。最近はあの流行りの幸福のなんちゃらっていうとこが台頭してるみたいっす。まぁ教祖が法学部出身だしね。


④履修は先輩に聞け
自分の興味本位で受ける科目を決める!といった淡い幻想は駒場ではやめておきましょう。結局、駒場に入っても成績至上主義なわけでして、(文1・理3を除けば)成績が悪いと進振りで泣きを見ることになります。なので先輩にどの科目が簡単でどの先生が成績が来やすいかを聞いた上で履修を決めるのがよいと思います。ただ、興味ゼロの授業をとっても意味がないので、成績と興味をバランスにかけながら入るといいんじゃないでしょうか。あと「逆評定」(教員のユルさとかが書いてあるパンフレット)は購入しときましょう、はい。


⑤ひとつくらいアカデミックな活動を
大学入ってテニサー入ってテニス三昧、という生活も華々しくてよいかもしれないけれど、せっかく入った東大なのだからひとつくらいアカデミアで真面目に勉強に取り組んでもいいんじゃないかという先輩のぼやき。ゼミ、が手っ取り早いのでシラバスから探してもいいと思います、はい。研究の最先端で活躍する人の話がぽーんとすぐ聞けるのは大学生の特権なので。ひとつくらいならサークルとかに支障はきたさないでしょう。


⑥英語はやっとけ
本郷に行ってから特にひしひし感じるのですが、英語はもはや勉強の目的ではなく手段になります。英語は出来て当たり前。論文も英語のものがあるし、試験勉強してても日本語の参考書じゃ足りないこともざら(理系は特に。)。なので英語をやっておかないとあとで泣きを見ます。
TOEICなんていうゴミくずのような試験は受験せずTOEFLの勉強をしておくと、万が一留学したくなったときとかに役立ちます。TOEICは日本と韓国以外では地位が全く確立されていないカス同然の試験なので、世界的基準であるTOEFL(あるいはIELTSという試験も)で高得点を出すことを目的にしておくといいでしょう。


⑦駒場には何もない
駒場キャンパス周辺には大したものはなく、食事処しかありません。ゆえに、駒場生の娯楽の活動中心は渋谷、あるいは井の頭線沿線の主要駅(下北沢)とかになります。なので駒場には期待しないでください。駒場マック(=通称コマック)も閉店時間が早く使い物にならない。


⑧他大生と交流しろ
1年生まで超ドメスティックな人間だったので東大生の友達しかいなかったのですが他大の人の知り合いができてから視野が広がりました、ホントに。悪い側面もあるかもしれないけれどもそれを補う良い面もあると思うので、他の大学の友達を作りましょう。インカレ(いろんな大学から人が来るサークル)サークルとかに入るとそれが期待できると思います。あとは何かしら他大と試合などの交流っがあるサークルですね。


⑨結構留年してる現実
「俺/私に限ってするわけない…」と思う人がいるかもしれないけれども案外留年している人が多い。どうやら中高一貫出身の男子の留年率は特に高いようです。該当する人、気をつけましょう。堕落は甘い蜜ですが留年したときに現実に気がつくそうです。
(※2012年追記:僕は休学して実質1年学年が下がりました。留学のせいですが。休学する人も多いです。みんな何かしら目的があって、ですが。)

⑩バイトしろ
塾講師でも家庭教師でも飲食でもとにかくなんでもいいのでバイトしましょう。大学と関係ない人と接することがいかに重要なことかというのはある程度月日が立ってからわかります。いつか糧になりますしお金も貯まりますし、バイトはやりましょうね。アドミニ棟に行くと求人がよくあるので参考に。



それでは、ちょっと早いかもしませんが、合格おめでとう!

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