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2011年11月23日水曜日

慣れと甘えと日本人。

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先日のポストは、TwitterやFacebookといったソーシャルメディアの力を改めて思い知ることになりまして、アクセス解析を見てみると、かなりの人にポストを読まれていることがわかりました。ソーシャルメディアがない時代だとここまで一般の「個人」のブログが読まれることはなかったでしょう。確かに、自分自身もよく他の方が書いたブログをTwitter等を経由して読むことが本当に多いな、という印象。こういうのって、今では当たり前だけど、ちょっと考えてみると一昔前ではなかなかあり得ないことなんですよね。ゆえに、このソーシャルメディア全盛期の今こそ、改めてブログの力が発揮されるのかな、と思ったり思わなかったり。そして、それなりに読まれているとわかると心なしか、書く事へのモチベーションがあがります。


それに、米国大使館のライターをやることになってから、改めて留学中の生活を見直す機会にもなっていると思う。既に留学をはじめて3ヶ月、非日常だったものが日常になっていて、何が当たり前で何が珍しいことか、なんていう区別はほとんどつかなくなっている気がします。

留学は旅行ではないですから、今までほとんど自分は写真を取っていませんでした。ですがこのライターをやることになってからは、たとえ大学の校舎の風景や、自分のノートだって、日本にいて留学を考えている人にとっては、現地の雰囲気を感じ取れる一つの良い材料なんだな、ということに気づくことになり、最近は常に成田空港で買ったデジカメを持ち歩いて、なるべく風景をおさめるようにしています。まぁ、これがちっぽけな最近の変化。どうでもいいですが、一眼レフがめちゃくちゃ欲しくなってきました。ルームメイト2人がどちらも一眼レフユーザーなので…すごいいい写真撮ってくれるんですよね。


そして、いよいよThanksgiving Breakがはじまりました。大学によって休暇の長さはまちまちなようですが、イリノイ大学は1週間以上休みがあります。前回のポストではシカゴのみ行く予定、と書きましたが、急遽友人とセントルイスに1泊の旅行に行ってきました。キャンパスのあるシャンペーンから気軽に行ける「それなりの」都市は、シカゴかセントルイスなので、シャンペーンに滞在している何もすることがない友人とグレイハウンドというバスで、3時間ほどかけてセントルイスまで行くことを旅行前日に決定し、ほぼノープランで行ってきました。
このセントルイスについては、また次のポストででも書ければいいなと思っています。セントルイスは都市の空洞化を起こしている典型的な例で、歴史あるかつて栄えていた街がいかに衰退していくか、という現実を垣間見た気がしますし、Civil Engineeringを学ぶ者としても「まちづくり」などの観点から、良い勉強になりました。


このサンクスギビングを終えると、期末試験期間の直前で、あっというまに今学期が終わってしまいます。サンクスギビング前は心なしか宿題も軽くなり、負担が相当減りました。(ただ、サンクスギビング後に提出する宿題が、かなりヘビーではあります…笑)それにもう留学をしはじめて3ヶ月、勉強にもとうに慣れてしまって、ちょうど中だるみに入ったな、と自分でも思っているところです。ボストンに行ったり、体調を崩したり、色々なことが休暇前にもあってペースが崩されたこともあるのでしょうが、どうも最近勉強に力が入らない…。宿題がなければ、研究をすればいいのに研究も進まない(というか進めていない)。どうにかしなきゃいけないな、と最近悩んでいます。慣れてしまうことによる、自分への甘え、ですよねぇ…あぁ……。ただ、この休暇が終わればそんな悠長なことは言ってられず、休暇明けの提出の膨大な量の宿題と、すぐやってくる期末試験と戦わなければならないわけです。こちらで取得した単位はひとつ足りとも日本の大学には持って帰ることができないので、正直試験や成績自体には意味がないと言えば意味がないのですが、そこは言い訳にしてはダメで、自分の目的のためにはそれなりの成績を取らねばな、と改めてハチマキを締める今日このごろ。


現在、ひとまずシカゴ郊外の友人の家に来ているのですが、日本人街のようなものとして有名なアーリントンハイツの近くにいます。このアーリントンハイツには日本のものをたくさん販売しているミツワマーケットプレイスがあります。



このミツワマーケットプレイスにはフードコートがあり、そこには日本で有名なラーメン屋の「山頭火」もあり、アメリカに来てからはじめてラーメンを食べました。(カップ麺は食べていましたよ!)日本のパン屋のようなものもあり、あんぱんも食べました!日本のものが相当恋しくなっていた自分にとってはとても魅力的なところで、しばらく色々と物色してしまいました…。いやはや、素敵なところだった…。


はじめて訪れた街に関しては、どうやってこの街が形成されたのか、どうしてこういうコミュニティが形成されたのか、ということがすごい気になるタチなので(新大久保に関するポストも昔しましたね、そういえば!)、アーリントンハイツに日本人が多く住んでることも、ちょっとだけ気になってインターネットで調べてみました。

アーリントンハイツ自体の歴史はコンパクトにこちらのウェブサイトにまとめられていました。
これを読む限り、治安や住み易さの面で、日系企業が数多く立地し、その駐在員の人が周辺に住み始め、ミツワなどもできてさらに日本人を呼び込んだ、というところが簡単な理由でしょうね〜。それにしても良いとこです。やっぱり大学のあるシャンペーンはド田舎ですね…w

ということで、残りの休暇もしっかり楽しみたいと思います。サンクスギビング当日の友人宅でのディナーと、翌日の一大セールイベント"Black Friday"が楽しみです!これらに関しては大使館のブログの方で書くかもしれません!

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