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2011年3月31日木曜日

なぜ留学するのか

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このブログは本来は留学の記録を残すブログですから、留学前のものとして、何を勉強したのか、など記録を残しておくべきですよね。
自分のやった事前準備が果たしてよかったのか、あとで確認できるとも思いますし、どこかの機会でしっかりと記録を残しておこうと思っています。

先日、以前よりブログに書いている「日米学生会議」の東京選考のお手伝いをしました。将来のDelegatesの皆様に会えて大変うれしかったですし、色々な方がいらっしゃってお話しするだけで大変刺激になりました。ブログを読んでいる、と言ってくれた人も多く、もう少し頑張って書かなくてはなぁと思いました。

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Profileに書いてある通り、2011年夏より僕はUniversity of Illinois Urbana Champaignに留学します。
なぜこの大学なのかなのか、出来る限り書いていこうと思います。

よく、「語学留学なんて意味がない!」という意見を聞くことがあります。僕自身は、語学留学を大きく批判するつもりもありませんし、無意味だとはいいません。ただ、留学のきっかけとしては「もう少し考える余地がある」と思っています。

というのも、数多くの語学留学・ホームステイをしてきた人々を見ていると、どうもなんというか、「現地で日本人カップルになって帰ってきました」とか「英語はしゃべれるようになったけどスラングばっか覚えてきちゃったー」という風な方が多いな、という漠然とした印象を持っていたからです。自分の性格上、もし「語学留学」という形で海外に行ってしまったら、間違いなく遊びほうけて、帰国後も単なるアメリカかぶれになってちゃらんぽらんすることが目に見えています。だから、何か明確な目的がほしかった。ですから、僕は語学留学をするわけではありません。念のため。
(ただ、十分なお金と時間があるなら、語学留学は即行くべきだと個人的には思います。行動は早いうちに!)

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たびたび日米学生会議(Japan-America Student Conference; JASC)を話に出すのもなんですが、留学の直接的契機はこの団体で受けた影響にあります。それまで相当ドメスティックだった僕は、色々な縁あってこの会議に参加することになり、いかに自分が小規模な視野で物事を考えていたか再確認したと共に、国際交流がおもしろいということも今までそういった経験がなかったため、気づかされました。

漠然と、そこから留学はしたいなぁと思うようになり、先述した「何か明確な目的」を探していました。

僕が今大学で学んでいる分野は「Civil Engineering」といって、所謂、土木工学です。東京大学は世界でもかなり最先端をいっているらしく、学習環境に不満はなかったのですが、留学したいという気持ちもあり、海外の大学を探していました。
元は、大学院を探していました。専門からかなり離れる、ということはしたくなかったので、基本的には「人の生活に根付いた工学」を勉強できる大学を求めていました。すると、やはりレベルの高いところでは、MIT(マサチューセッツ工科大学)やStanfordでした。ただ、Civil Engineeringの分野と限定した場合、今回のUniversity of Illinoisが強いようなのです。さらに、僕の学科の先生に、イリノイ大学でPh.Dを取得されている先生もいらっしゃいました。

その事実を知ったのとほぼ同時期に、大学の留学案内や国際交流関連のビラなどが掲示してあるところを訪問して、海外渡航の奨学金やプログラムを探していました。そこで、今回の小山八郎記念奨学生募集を見つけたのでした。

「あぁ、これは運命だ」

と思い、応募することを決意。(言い過ぎかもしれませんが笑)
そのあとから、様々なことを調べましたがやはりこの大学以外だと、学部生として留学する意味があまり感じられなかったので、他の留学先を探すことも早々に諦め、エッセイの執筆に取り掛かりました。また、私の中高大学の先輩でもあり、JASCの先輩でもある方が同プログラムでイリノイに行っていることを後で知り、色々とメールで教えていただきました。

結局、エッセイは何度かアメリカの友人に添削してもらい思考錯誤しながら書き上げ、幸運にも今回、渡航する切符を手にすることができました。

TOEFLは…僕は非常に悪いのであまり大きな声では言えませんが、応募条件は満たしていたので新たに取得することはしませんでした。(ということで、英語はあまりできなくても問題ない、ということですね!汗)
TOEFLは…試験開始前にトイレに行って帰ってきてたら、TOEFL試験が開始されてたんですよ?5,6分タイマーが進んでおり、得意だったリーディングに時間をかけられず不本意な結果に終わってしまったので、もうちょっと取れたなぁと後悔しています。みなさん、トイレはあらかじめ行っておきましょう!!!笑
それにしても、TOEFLはなんで200ドルも受験料を取るのでしょうか。留学したい受験生の足元を見て価格をあげおって…。。。(ちなみにSATやGREといった同じ組織の運営しているほかのメジャーな試験は、もうちょっと安めです…!)

ちなみに、面接もあったのですが、少し就職活動をかじっていたからか、かなりリラックスして受けることができました。そんなに気負いしなくていいと思います。

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実際にあちらで何を勉強したいか、というのもある程度決まっているのですが、それは後日どこかで…。
この記事が将来の応募者の皆様の参考になれば、と思います。

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