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2013年1月25日金曜日

サンディの爪痕はまだ残る

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これは今日撮影した写真。

驚くべきことに、2012年10月末に襲来したハリケーン・サンディの爪痕は、まだまだニューヨークに残っていました。

市内の地下鉄でも、未だに沿岸の駅で再開していない駅があります。それが、バッテリーパーク付近にあるSouth Ferry Station。

この駅は2009年に改装オープンをしたばかりにも関わらず、1500万ガロンもの海水の侵入により、信じられないほどの被害を今回受けてしまったのです。地下鉄を運営するMTAによれば、再建には6億ドル、そして年月は3年を要すると言っています。信じられん。

ましてやスタテン島フェリー乗り場の最寄り駅なので、この駅は相当重要で早期の復旧を求める人も多いという現状。いやはや、都市インフラというのはここまで脆弱だと本当に問題だと思うの。

翻って東京メトロを見てみれば、かなり重点的に水害対策をしていますし、その対策の広報もしています。この8ビットの動画、かわいいし、わかりやすい。こういった対策をほぼしていないのがMTAの地下鉄。サンディが来てから土のうとベニヤ板で対応しようとか、自然を舐めているとしか思えなくって。ここらへんに、自然災害に対する意識の差が垣間見える気がします。

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