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2013年1月10日木曜日

小林賢太郎ライブポツネン「P」から見る「シンプル」という条件

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5日にいっぺんくらいはこういう紹介記事。

小林賢太郎氏のパリ・モナコ公演。「小林賢太郎テレビ・ライブポツネン in ヨーロッパ」です。NHK Worldの映像なので英語字幕と吹き替えですが。公式にこういうのを配信するんですね。

小林賢太郎氏はお笑いコンビ、ラーメンズのメンバー。ソロコントライブを精力的にやっていらっしゃいます。
この映像のときは、タイトルは「P」というタイトル。(画像はポスターを撮影したものです。)横浜公演をKAATホールにて実際に観に行ったので思い出深いです。言語を超えた作品たちをお楽しみあれ。(とても長いです)


そうそう、小林賢太郎氏のホームページの新年の挨拶に興味深いものが。よくある質問に答えてくれたようです。

Q;コントや演劇のアイデアを、どうやって思いつくんですか?

A;僕の場合「思いつく」というより「たどり着く」という感じです。まずキッカケをつかみます。日常のあらゆるシーンにヒントが転がっています。そしてその種を育てていきます。目で、手で、足で、何日でも考え続けます。作って、壊して、また組み立てて、壊して、まるめて、壊して・・・。最終的に「アイデア」と呼べるレベルに到達させるんです。合格の条件は「シンプルで、わくわくできること」。

なるほど。小林賢太郎TVでも、日常からヒントをピックアップして、プロトタイプを描いて作って、というようにされていました。あれが彼のありのままの創作スタイルなんですね。この映像でも、30分あたりから水族館に観に行って、そのあと、そこからインスピレーションを得た作品を創っています。

しかし、「シンプル」という条件は、意外だ。彼の作品は入り組んでいるような印象があります。でも、言われてみれば、確かにシンプルかもしれない。

マジックも、現象をひとことで表せるトリックが良いとされていますし。というか彼は、元マジシャンだ。

Simplicity、大事。

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